島根県隠岐郡 - 海士町

人口 2,300

海上 60km の離島

『ないものはない』
―― 島の魅力

人が豊かになる島の環境。
400名以上のIターンも。


海、太陽、そして豊富な自然に囲まれた島、海士町。本州から60kmも離れ、決して便利とはいえないし、モノに溢れた都会とは縁遠い町です。しかし、その環境や文化を背景に、町民を主体とした様々な取り組みにより、これまでに400人以上のIターン者の呼び込みに成功しています。

島の自然の中で育つ隠岐牛

人口は2,300人の小さな離島。
でも、とっても元気な島です


海士町は小さいながらもとっても元気な島です。名水百選にもなった湧き水で行われる農業、特産のさざえを使った「島じゃ常識 さざえカレー」、島生まれ島育ちの黒毛和牛ブランド「隠岐牛」、島の日常に出会える宿泊・観光など島の魅力を町役場を中心に地域ぐるみで発信しています。
中でも島の主力産業でもある漁業では、新鮮な海の幸を通信販売によって全国の方々に届け、大変好評をいただいています。

持続可能な離島に

電力自給率 5%(現在)

停電が発生しやすく、雨・落雷に弱い


高い年間発電量水準

海士町  1,600kWh/kW

全国平均 1,200kWh/kW

海士町を持続可能な島に

人口減少、高齢化に加え、低い電力自給率。


多くのIターンを迎えるものの、全国的な人口減少・高齢化の波は、島にももれなく及んでいます。
盛んな漁業や農業のおかげで高い食品自給率を誇る海士町ですが、一方で電力自給率は5%ほどに留まっています。
島には発電所がなく、島外からの輸入に頼るほかないため、停電が起こりやすく、
落雷や嵐にとても弱いという離島特有の問題を抱えています。

豊富な海産物の冷凍輸送のために大量の電力が必要


島の大きな収入源である海産物の輸出に欠かせないのが冷凍技術です。
大規模な投資によって導入された”CAS”と呼ばれる冷凍システムでは、海産物の組織を壊さずに冷凍できるため、おいしさをそのままに全国に輸出できるようになったものの、その運用には膨大な電力を必要とします。
島の生活や経済活動を持続可能にするには電気の安定供給が不可欠なのです。

島の継続的な発展のため太陽光発電事業を行います

事業規模 4,350万円

募集株式 3万円/1口

目標年間配当1口あたり 1,000ポイント

1ポイント=1円、選べる3種類の商品のご購入にご利用いただけます

島の継続的な発展のために電気の自給自足を目指す

地域の事業を
安定的・継続的に行うために


その豊富な農産物と海産物を資源としても、海士町の持続的な開発には、島での再生可能エネルギーによる発電・売電事業が不可欠です。
海士パワーでは太陽光パネルのテスト設置を行い、全国水準を上回る太陽光発電が可能なだけの日照量を得られることもわかり、これまでの知見をもって新たな太陽光発電パネルを設置・運用します。
発電した電気は地元の電気会社に売電し、海士町で使用されます。今回の発電事業を皮切りに、島全体への発電設備の拡充や、将来的には水素エネルギーへの変換による余剰電力との相互互換も視野に入れて事業を発展させていきます。

海士町の発展あってこその
発電事業


株式会社海士パワーは、もちろん企業として売電による利益の計上を目指して事業を行っていきます。しかし、そこには「お金を儲ける」ということ以上に大事なことがあります。
私たちは海士町の素晴らしい環境、そこで暮らす人々が地元を愛し一丸となって魅力発信に挑む積極性に惹かれ、太陽光発電・売電事業を行うに至りました。当事業を通し、電気の自給率の向上をはかり、最終的には電気の自給自足を目指します。そして、海士町のスローガンでもある「自立」を後押しし、海士町と共に成長していきたいのです。
皆様にも『地域の自立・海士町の持続的な発展のため』という趣旨にご賛同いただき、この取り組みを応援していだけますと幸いです。